デイサービスを契約する前に無料体験は必須!チェックポイントや注意点を解説

デイサービスを初めて利用する際、どんな施設なのか、どんな人たちがいるのか等、不安になる方は少なくありません。

そこで契約をする前にサービスの内容や雰囲気を1日体験してもらう為に、ほとんどの施設が無料体験を実施しています。

今回の記事では、そんなデイサービスの無料体験の必要性や当日チェックしたいポイント、申し込む際の注意点についてご紹介します。皆様の参考になれば幸いです。

デイサービスの契約前に必ず無料体験を行いましょう

デイサービス(通所介護)を利用したいと思ったら、契約を行う前に施設の見学や無料体験を必ず申し込みましょう。

1日無料体験を利用し実際に目で見て肌で感じることで、事業所のサイトや資料に掲載されている施設の概要やサービスの情報だけでは分からないことが見えてきますし、複数のデイサービス施設を比較する際にも役立ちます。

また、事前に体験をすることで利用を予定している高齢者の方のデイサービスに対する不安が軽減するというメリットもあります。

ほとんどの施設では、1日のスケジュールを無料で体験することが可能で、送迎や入浴、昼食やおやつ、レクリエーションももちろん料金がかからずにサービスを受けることができます。(施設によっては利用料がかかる場合もありますので必ず事前に確認をして下さい。)

デイサービスの無料体験でチェックするポイント

職員・スタッフの対応

デイサービスで介護や介助の対応を行う職員・スタッフの対応はどうでしょうか。

無料体験を受ける際は初対面でお互い気を使いますし丁寧に対応してもらえる場合がほとんどかと思いますが、ぜひチェックしていただきたいのは既に通われている他の利用者に対する対応です。

明るく笑顔で挨拶をしているか、優しい接し方をしてくれるか等はこれから通う上で大切なポイントでしょう。

人と人ですからフレンドリーな対応や言葉遣いが好きな人もいればそうでない人もいるように、相性というものもあります。利用されるご本人がどう感じるかを大切にしてみて下さい。

また入浴や食事などの介助の方法が本人にとって心地よいものかどうか、希望のサービスを受けることが出来るのかという点も重要です。

食事の内容

デイサービスで提供される食事は基本的に昼食とおやつになります。

食事は施設の中で調理している場合と外部の業者にお弁当を委託している場合があり、施設によって異なります。

食事の時間はデイサービスを利用する高齢者の皆さんにとって楽しみの時間の一つ。温かい食事か、味付けは口に合うか、利用者の介護度に合わせた食事が提供されているか等をチェックしましょう。

また、無料体験を利用した日のメニューがたまたま苦手なものである可能性もあります。その場合は一ヶ月の献立表なども見せてもらうことができると思いますので、他の日はどのような食事メニューなのか確認していただくと良いかと思います。

固さや味付けに関して特別に配慮が必要な場合は無料体験の時に職員にお伝えいただくと、利用を開始する前に施設側も準備することができますので遠慮せずにお申し出ください。

施設内の設備

デイサービスの案内の資料やホームページでは明るく綺麗な写真が使われているのに、実際に見てみると何だか違った。という声もたまに聞かれることがあります。

デイサービスの設備には一定の基準が設けられていますが、施設内は清潔に保たれているか、日差しが入って明るい雰囲気か、お風呂やトイレの設備は使いやすそうか等は見学や無料体験をしてみないと分からない部分です。

特に入浴設備に関しては一般浴、個浴、機械浴と施設によって異なるため、身体状況や好みに合っているか確認して選びましょう。要介護度が高い方は車椅子のまま入浴ができるリフト浴や、寝たまま入浴できる設備が整っている設備を選ぶことをおすすめします。

デイサービスの無料体験の申し込み方法や注意点は?

デイサービスの無料体験の申し込みについては、基本的に施設のホームページや資料に案内が掲載されています。申し込みページのメールフォームや電話で受付ているところがほとんどですが、分からない場合は担当のケアマネジャーに相談すれば申し込みを行ってもらえますので気軽にお問合せ下さい。

また、無料体験を利用する日は今後通う可能性の高い曜日にすることをおすすめします。というのもデイサービスは曜日によって利用者が変わりますので、自分が通う曜日にどのような利用者の方が集まるのかを事前に把握できる為です。

利用者によっては静かな雰囲気になることもあれば、笑い声や話し声であふれる活発な雰囲気にもなります。通われる本人が好む雰囲気かどうかも注意して見てみると良いかと思います。

そしてもう一つ大事なことは、家族だけではなく出来る限り通われる本人も一緒に見学や無料体験に参加することです。実際に通うのは本人ですから、体験してみた時の感覚を大切に施設選びを行っていただければと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です